電力会社を変更する方法と手続きの流れ

電力小売りの全面自由化。
知らない方もまだまだ多いですが、私たちは電力会社を自由に選べるようになりました。

現在、大手電力会社（東京電力、関西電力、中部電力、東北電力、九州電力、中国電力、四国電力、北海道電力、北陸電力、沖縄電力の10社）と契約している方は、非常にもったない。
現在進行系で損をし続けている状態です。

しかしながら、実際に切り替えをするにあたって、何をどうしたらいいのかわからない方も多いでしょう。
このページでは切り替えに必要なもの、そして実際の手続きの流れを解説していきます。

電力会社を変更する際に必要な情報

以上の4点があれば、すぐにでも電力会社の切り替えは可能です。

電力会社の切り替えはインターネット上で行います。各社専用の申込みページを設けており、そこから上記の情報を打ち込んでいくだけで切り替えは完了します。

一部電話やメールなどでもお申込みできるところもありますが、実際に切り替えるまでの流れはほとんど変わりません。

事前に現在の電気代との比較をしてどれくらい安くなりそうなのかを確認しておきましょう。
各電力会社では地域に合わせた料金シミュレーションを用意しているところが多いため、現在の電気料金や電気の使用量がわかる場合は、どんどんシミュレーションをしていきましょう。

また選び方がわからない、どこが安いのか知りたい、細かいシミュレーションをしたいという方は当サイトでも専用ページを設けておりますので、ぜひご活用ください。

しっかりと自分にあった電力会社が見つかったら切り替えの申込みを行っていきます。

各社専用ページが設けられているので、必要な情報を打ち込んでいってください。
途中、お住いの地域での最終的な料金単価や契約期間など、細かい注意点が表示されますので再度確認の上、申込ボタンを押してください。

地域や電力会社によって違いはありますが、概ね1ヶ月前後で切り替えになることが多いです。中には切替日を指定できる電力会社もありますので必要に応じて決めてください。

また電力会社の切り替えには立ち会いなどは原則不要となっています。そのため基本的には最短での切り替えをおすすめします。中には現在の電力会社での契約が特殊なものであったりする方もいらっしゃると思いますが、そのような場合には電力会社からメールや電話にて連絡が来ますので、ご安心ください。

電力会社の切り替えにおいて、お客様でしていただくことは2番までです。
しかし状況によりスマートメーターの設置工事というものが発生することがあります。

新電力の魅力の一つとして、各社が提供する専用アプリやウェブページで料金が常に確認できるというものがありますが、これはスマートメーターが設置されているからなのです。

スマートメーターに関しては電力会社負担となっているため、お客様の方で工事費や設備費がかかるようなことはありません。また特殊な建物でなければ、立ち会いも不要です。

最近は大手の電力会社も順次スマートメーターへの切り替えを行っているようですが、新電力への切り替えを今まで一度もしたことないという方はまだまだアナログメーターの場合が多いため、そういった際に設置工事が発生するというわけですね。

無事切替日を迎えれば、その日からあなたのご自宅は新電力での生活に変わります。

切り替え完了後にやっておかなければならないことが一つあります。
それは実際の料金の確認を常にできるようにすることです。

新電力では基本的に料金の確認はご自身にてウェブ上で確認してください、となっています。
大手電力会社の場合、検針票とセットになった料金明細が紙で届いていたと思いますが、それがなくなります。一部では100円程度の負担金で紙発行してくれる電力会社もありますが、大半の会社はウェブ明細になっています。

せっかく料金が安くなったのに、いくら安くなったのかわからないと困りますよね？
切り替えが終わり次第、まずは料金確認ができるように設定してください。

また電力会社切り替えが完了後、うっかりでやってしまいがちなのが、元の電力会社に解約の連絡をしてしまうことです。
電力会社の切り替えは、切り替え完了と同時に元の電力会社は解約となっていますので、ご安心ください。

さて、ここまで読んでいただいていかがでしたでしょうか？

そんな風に思っていた方も、新電力の切り替えが難しいものではないことがわかったと思います。

新電力の切り替えは、必要情報を揃えて申し込むだけ。
ただそれだけで、毎月の料金が安くなります。

安くなった料金で生活に余裕ができたり、エアコンや電化製品を気にせず使えるようになったり、浮いたお金を趣味や貯金に回すこともできます。

電気料金を気にしている人ほど、新電力へ切り替えた際の効果は絶大です。